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by papas8559
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今いる場所をポジティブに考える人は強い? by山田詠美


よくヒトは、2つのタイプに分類される。
そこで最近読んだ本の中で、どういう分類がされていたかをご紹介^^





まずは東電OL殺人事件をモチーフにした、
桐野夏生さんの「グロテスク」(文春文庫)から。

~世の中は鋭敏な人と鈍感な人とで成り立っています。~

当たり前のようなフレーズですが、
月と太陽ぐらいの差がありますよね。この違いは・・・。
たぶん鋭敏な人が鈍感な人のそばでシゴトをすると、極度なストレスになるはず^^

で、次は、白川道さんの「流星たちの宴」(新潮文庫)から。

~二人の対照的な好敵手がこういったというんだ。
 一人は、将棋は最善の手を指して勝つべきものだ、と。
 そしてもう一人は、人間は、必ず過ちを犯す動物だから、
 良い手を指さなくとも相手の悪手を待っていればいい、
 悪手さえ指さなければ勝てるものなんだ、とね。
 結局、生きることなんてどっちを選ぶのかの問題なんだろう~

ハードボイルド小説ならではの言い回しですが、
相手の悪手を待つ冷静さって、
最善の手を打つより難しそうな気がするのはワタシだけ^^

そして最後は、山田詠美さんと、ピーコさんの
「ファッション ファッション」(講談社)から。

~悩むにしても落ち込むにしても、今自分のいる場所を
 ネガティブに考える人かポジティブに考える人かで、
 話は全然変わってくると思うんだ。
 OLだって主婦だって、今、自分のいる場所をポジティブに
 捉えることができる人は、何かを始めるにしても強いよ。~

ちなみにこの言葉は、ピーコさんではなく、詠美さんがいったものです。
さすが悩み相談室「Amy's cafe」をおもちの詠美さんです^^

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11位。ほんま、ありがとうです^^

by papas8559 | 2006-11-25 23:59