今いる場所をポジティブに考える人は強い? by山田詠美
2006年 11月 25日
よくヒトは、2つのタイプに分類される。
そこで最近読んだ本の中で、どういう分類がされていたかをご紹介^^
まずは東電OL殺人事件をモチーフにした、
桐野夏生さんの「グロテスク」(文春文庫)から。
~世の中は鋭敏な人と鈍感な人とで成り立っています。~
当たり前のようなフレーズですが、
月と太陽ぐらいの差がありますよね。この違いは・・・。
たぶん鋭敏な人が鈍感な人のそばでシゴトをすると、極度なストレスになるはず^^
で、次は、白川道さんの「流星たちの宴」(新潮文庫)から。
~二人の対照的な好敵手がこういったというんだ。
一人は、将棋は最善の手を指して勝つべきものだ、と。
そしてもう一人は、人間は、必ず過ちを犯す動物だから、
良い手を指さなくとも相手の悪手を待っていればいい、
悪手さえ指さなければ勝てるものなんだ、とね。
結局、生きることなんてどっちを選ぶのかの問題なんだろう~
ハードボイルド小説ならではの言い回しですが、
相手の悪手を待つ冷静さって、
最善の手を打つより難しそうな気がするのはワタシだけ^^
そして最後は、山田詠美さんと、ピーコさんの
「ファッション ファッション」(講談社)から。
~悩むにしても落ち込むにしても、今自分のいる場所を
ネガティブに考える人かポジティブに考える人かで、
話は全然変わってくると思うんだ。
OLだって主婦だって、今、自分のいる場所をポジティブに
捉えることができる人は、何かを始めるにしても強いよ。~
ちなみにこの言葉は、ピーコさんではなく、詠美さんがいったものです。
さすが悩み相談室「Amy's cafe」をおもちの詠美さんです^^
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11位。ほんま、ありがとうです^^
by papas8559
| 2006-11-25 23:59