いつから大人になるの?
2005年 04月 23日
「夏服を着た女たち」(アーウィンショー著:講談社文芸文庫)という本がある。
内容は情けないことにあんまり
覚えていないのだけど、
タイトルだけは、妙に、心に残り、
この時期、街角で夏服を着た女性を見かけると
このタイトルがぼんやり浮かぶ・・・・。
きっと、「女性」と「季節」って
蜜月な関係なんですよね。
だから、似合うんです。本のタイトルにしても。
男性では、ちょっと無理がある。
「夏服を着た男たち」←かなり怖いですよね。コレっ。
「冬の男たち」←物語に発展性がまったく感じられないです。はい。
「春に舞う男たち」←はい、はい、1年中、舞っててください。笑
男で許せるのは、少年を感じさせる年齢ぐらいまでなのかな。
というわけで、本日は男性に、もうひとつ悲しいお知らせです。
これは、椎名誠さんのコラムで紹介されていて、
ぜひ読まねば、と思っている本です。
「生き物として、忘れてはいけないこと」(コエ・エルカ著:サンマーク出版)。
質問に答える形の文章構成になっていて、
のっけから、以下のような質問。
「いつから大人になるの?」
答えは、強烈なパンチで返ってくる。
ふいをつかれたどころではない、
アッパークラス並みの鮮烈なパンチだっ。
では、回答。
「男は大人になれない」・・・・汗。
愕然。騒然。呆然。唖然・・・・。あっ。。。崩壊。
著者は、さらに、
男だけでなく、動物の雄も同じで、
男や雄は人生そのものが子供なのだ、ということを
具体的に書いているらしい。
その他にも、女性の動きは、しなやかなだから
森へ入っても動物たちは逃げないとか、
生物学、考古学を学んだ著者が
自然界と人間の本質的な関係について語っているらしい。
キチンと読んだら、またここで紹介しますね。
でも、季節とか自然とかは、
女性と蜜月な関係なんですね。やはり。
というわけで、季節感のない男が考えた、
季節と女性のお話でした。笑
by papas8559
| 2005-04-23 14:20