言葉と本と季節の交差点。 テーマは恋愛・セックス・心模様・自然・科学・デザイン・漢字・詩・ときどき経済・歴史・ITなど。つまり何でもありです。 リンクはフリーです!


by papas8559
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いつから大人になるの?

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「夏服を着た女たち」(アーウィンショー著:講談社文芸文庫)という本がある。

内容は情けないことにあんまり
覚えていないのだけど、
タイトルだけは、妙に、心に残り、
この時期、街角で夏服を着た女性を見かけると
このタイトルがぼんやり浮かぶ・・・・。




きっと、「女性」と「季節」って
蜜月な関係なんですよね。
だから、似合うんです。本のタイトルにしても。



男性では、ちょっと無理がある。
「夏服を着た男たち」←かなり怖いですよね。コレっ。
「冬の男たち」←物語に発展性がまったく感じられないです。はい。
「春に舞う男たち」←はい、はい、1年中、舞っててください。笑

男で許せるのは、少年を感じさせる年齢ぐらいまでなのかな。

というわけで、本日は男性に、もうひとつ悲しいお知らせです。

これは、椎名誠さんのコラムで紹介されていて、
ぜひ読まねば、と思っている本です。
「生き物として、忘れてはいけないこと」(コエ・エルカ著:サンマーク出版)。

質問に答える形の文章構成になっていて、
のっけから、以下のような質問。

「いつから大人になるの?」


答えは、強烈なパンチで返ってくる。
ふいをつかれたどころではない、
アッパークラス並みの鮮烈なパンチだっ。

では、回答。
「男は大人になれない」・・・・汗。
愕然。騒然。呆然。唖然・・・・。あっ。。。崩壊。

著者は、さらに、
男だけでなく、動物の雄も同じで、
男や雄は人生そのものが子供なのだ、ということを
具体的に書いているらしい。

その他にも、女性の動きは、しなやかなだから
森へ入っても動物たちは逃げないとか、
生物学、考古学を学んだ著者が
自然界と人間の本質的な関係について語っているらしい。

キチンと読んだら、またここで紹介しますね。

でも、季節とか自然とかは、
女性と蜜月な関係なんですね。やはり。


というわけで、季節感のない男が考えた、
季節と女性のお話でした。笑
by papas8559 | 2005-04-23 14:20